米子彫刻ロードを行く(12)

 

さて、”米子彫刻ロードを行く”も最終章を迎えました。

実は私の個人的な意見としては、この米子彫刻ロードの彫刻たち40体はすべて皆生温泉に移動して皆生温泉に来てくれる人々に、彫刻を通して癒しのひと時を過ごしていただければと思っています。

というのも皆生温泉は温泉情緒というものもなく、朝散歩するといえば海岸通りだけ。
素焼きの手形や素鳳ふるさと館や皆生温泉神社などは観光としてはちょっと寂しい。

トライアスロンの像や有本松太郎像だけでは切ない。ましてや彫刻シンポジュームで作成された2体の彫刻に至っては遙か遠くにあり、あまり人が行かないような場所に設置してあります。
これは非常に寂しいことです。

ともあれ、皆生の彫刻群のご紹介に入りましょう。

道順ということを考えて、まずは、華水亭の前の中岡慎太郎作「宝生の泉」彫刻別マップNo.4から。

国道207号線を皆生温泉に入りまず目に付くのが信号角の2階建て皆生温泉観光センターの建物で横に足湯がありバスの発着場になっています。
この信号を左へ曲がり、弓ヶ浜荘を海のほうへ右に曲がると突き当たりに華水亭という旅館があります。
この華水亭の右角に中岡慎太郎作「宝生の泉」彫刻別マップNo.4があります。
「宝生の泉」からは温泉が流れています。

「宝生の泉」のある通りを戻ると皆生海浜公園があり、泉の傍、海側に辻晋堂作「生田春月文学碑・相寄る魂」彫刻別マップNo.1が設置されています。

さらに戻り、皆生温泉観光センターの通りへ出て海へ向かいます。
突き当たりの海岸沿いの遊歩道に辻晋堂作「有本松太郎像」彫刻別マップNo.2が皆生温泉を守るように建っています。

そして、遊歩道を次の通り、旅館「なぎさ園」横には石田明作「夏 トライアスロン」彫刻別マップNo.3があります。
皆生トライアスロンといえば全国のトライアスリートに名を知られており、1981年日本で最初にトライアスロン競技を開いた場所。毎年7月に開催されています。


さらに皆生海岸遊歩道をそのまま歩き続け、「ええっ?こんなところまで?」というほど歩いて突き当たり。
日野川河口へ繋がっていますが、そこに1988年第1回米子彫刻シンポジューム作品、中岡慎太郎氏の「ロマンチスト」彫刻マップNo.1が設置してあります。この作品は、この場所によくあっています。それこそ坂本竜馬か中岡慎太郎が時代を超えて遠く海の向こうを見つめているという感じがしていいのですが、それにしても人々の目から遠く離れている感があります。

昭和天皇歌碑中岡慎太郎氏の「ロマンチスト」へ行き着く前に大きな石碑に目が留まったことと思います。昭和天皇の歌碑。昭和60年「わかとり国体」で皆生温泉のホテル東光園へ宿泊されたとき東光園の展望台より詠まれた句です。



そしてもうひとつ最後に紹介する作品は林良一氏の「化実(かじつ)」彫刻マップNo.2。これも1988年第1回米子彫刻シンポジューム作品です。
この作品も少し判り難い場所にあります。皆生新田中央公園内にあるんですがこの公園の場所も公園内にある彫刻の場所も「えっ?こんな所に置いてあるの?」という驚きの場所です。探してみてください。
グーグルマップでこちらを参考にしてください。


中岡慎太郎氏の「ロマンチスト」彫刻マップNo.1を見た後、皆生浄化センターまで戻り左へ曲がり信号を渡って次の路地を左へ曲がります。二つ目の路地を皆生温泉病院を左に見ながら曲がって行くと皆生新田中央公園がありますが、この公園を右に見ながら進むと公園内に林良一氏の彫刻「化実(かじつ)」彫刻マップNo.2を見つることができます。



以上、米子の市街に設置されている彫刻58作品をご紹介いたしました。

またいずれかの将来、米子彫刻シンポジュームが再開され、多くの世界の彫刻家の皆様が集まり、たくさんの彫刻が米子の街中に並び、彫刻文化が花開くと共に、米子に訪れる人たちの癒しの里となることを望みます。


見てくれてありがとう。

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