米子彫刻ロード地図

 

米子彫刻ロードを廻るのには、米子野外彫刻MAPを手に入れる必要がありますが、大方の場所としては以下のグーグルマップで見当がつくと思われるので参考にしてください。


大きな地図で見る






彫刻のあるまちづくり基本計画

 

米子市における彫刻シンポジューム実現へ向けての基本計画が平成7年に策定されている。
参考資料として上げておきます。

彫刻のあるまちづくり基本計画(平成7年11月策定)抜粋

1.基本的考え方
米子市では都市像の実現にむけさまざまな施策を展開しているが、彫刻のあるまちづくりを推進するにあたっても、都市像を実現するための「まちづくりの一環」として推進されなければならないことは当然である。

(1)都市像の実現と彫刻のあるまちづくり
米子に住む市民にとっても、米子を訪れる人々にとっても魅力ある、風格と文化的雰囲気を持ったまちづくり、すなわち「文化的視点にたったまちづくり」をめざす施策として展開することとなるが、一方では後世に文化的資産を残していくという目的意識を持って事業の推進を図ることが重要である。

(2)彫刻のあるまちづくりのねらい
彫刻のあるまちづくりが米子市の新しい魅力となって、米子に住む人にも米子を訪れる人々にも風格と文化的雰囲気あふれるまち米子を感じさせることとなり、そのことが米子というまちへの愛着を増大させるとともに、米子のイメージアップにつながっていく効果が期待でき、さらに、このような彫刻のあるまちづくりは、後世に文化遺産を引き継ぐという大きな目標を達成することにつながるものである。
また、彫刻のあるまちづくりは、長い年月を要するまちづくりの施策であり、米子市がこの事業を推進することによって他の公共機関や民間・市民の参加あるいは協力を誘導し、効果的なまちづくりを推進を図るものでなければならない。

2.彫刻のあるまちづくり推進のしくみ
まちづくりの中で効果的に彫刻のあるまちづくりを推進していくためには、彫刻を設置しようとする都市空間を総合的に分析し・検討し、最もふさわしい場所に優れた彫刻を設置していくことが重要である。
そのためには、行政が主体的に彫刻設置を推進するための推進組織と彫刻設置に関する基準を整備し、推進組織と基準の運用による彫刻設置事業の推進システムをつくり、このシステムの中で計画的・意図的に彫刻設置を進めていく必要がある。

(1)推進組織の必要性と役割
従来、米子市における公共空間への彫刻の設置は、「米子彫刻シンポジウム」で取得した彫刻を除き、市民が民間から寄贈を受けて設置する場合がほとんどで、市が主体的に設置した例は少ない。しかも、これらの場合、直接関係する部門が個々に対応してきたもので、まちづくりという総合的な観点から彫刻設置を進めてきたものではない。
彫刻のあるまちづくりは、まちづくりの中で公園・河岸緑地・通り・公共建築物前庭などの公共空間に、市が主体的、積極的に彫刻を設置しようと意図しているものであり、全庁的、総合的な観点から、専門家の指導・助言を仰ぎながら関係各課が連携をとり事業の推進を図っていく必要がある。
このため、今後、米子彫刻シンポジウム実行委員会(仮称)を設置し、彫刻設置に関する専門的な指導・助言を得るためこれらの推進組織の活用を図りながら彫刻のあるまちづくりを推進することが望ましい。
 ア.事業計画についての検討
 イ.公共空間の整備事業の中で、彫刻設置の可能性及び位置についての検討
 ウ.既設の彫刻等の移設についての検討
 エ.寄贈による彫刻の受け入れについての検討
 オ.彫刻設置に関する基準、その他彫刻のあるまちづくり推進に関する事項の検討

(2)推進組織の活用
これらの推進組織の活用を図り、事業を円滑に推進するためには、推進組織の連携と役割分担によって方針を決定し、事業を実施していくことが必要である。
米子市が彫刻のあるまちづくりを積極的に進めていくことによって、市民にその素晴らしさを理解してもらうとともに、他の公共機関や民間団体、市民の協力を得てより効果的な実現を図るものであること。
さらにこのようなしくみができることにより、行政、民間団体、市民が一体となって米子のまちづくりを推進していく機運のもりあげを図るものであること。

(3)彫刻を設置していく都市空間
彫刻のあるまちづくりの視点は、恵まれた自然・歴史と調和した豊かな文化環境の創造にある。
そのためには基本的考え方の所で述べたように、米子を代表する都市空間に優れた彫刻を設置していくことが最も効果的である。
そこで、米子を代表する都市空間とは何かについて十分検討し、彫刻を設置する空間を設定していくことが、彫刻のあるまちづくりを推進する上で重要なカギとなる。

米子のイメージを代表する都市空間
米子市は、日本海、中海、弓ヶ浜半島の海岸と松林、日野川、加茂川の水辺や南部の丘陵地、大山の裾野の緑等、豊かな自然環境を有している。また、歴史的・文化的にも米子城址、商都米子を支えてきた旧加茂川や河岸の土蔵群、町家の家並み、寺町の寺院群、これらは、現在の米子市にとって貴重な財産となっており、いわば米子の顔であり、米子のイメージを代表する空間である。
従って、米子というイメージを形成する空間として次のような空間を考え、彫刻を設置してその空間の個性と風格を高めていくことは効果的である。

中心部の充実と周辺への広がり
現在の本市の都市構造がかたちづくられたのは、米子城(現湊山公園)築城の頃であり、海運業の発達を支えた旧加茂川周辺から、しだいに都市形成が行われてきた。
その発達は近代に入り交通機関の整備(道路網の整備、鉄道、米子空港開設)によって郊外に延伸し、加えて皆生温泉の開発、大山観光の発展によって観光保養基地機能を備えた「商都」として現在に至っている。
中でも、中心市街地には都市形成開始時からの歴史を感じさせる旧加茂川、米子城址、土蔵群、寺院群などの歴史文化的建物など、都市形成過程を知る上で重要な景観要素を含んでいる。
また、中心市街地の約240ha を対象として策定した「うるおい・緑・景観まちづくり整備計画」に基づき様々な景観形成施策を展開している。

彫刻設置空間の設定
彫刻のあるまちづくりを推進する際、彫刻を設置するにふさわしい場所を選びその場所に合った優れた彫刻を設置することは、この基本計画の中でも大きなウエイトを持っている。
これまで、彫刻を設置していく都市空間の考え方について、「米子のイメージを代表する都市空間」「都心部の充実と周囲への広がり」の項で述べてきたが、これらの考え方に基づいた彫刻設置空間として、中心部の水と緑にかかわる空間を最も重要な彫刻設置空間として導き出すことができる。従って、彫刻設置を進めるにあたっては、中心部の水と緑にかかわる空間を最重点にしながら、周囲のポイントとなる空間を彫刻設置空間として設置しておき、彫刻のあるまちづくりを効果的に推進するのが望ましい。
具体的には次のような空間が考えられる。
 嵶个反紊了矯道」として整備されている加茂川沿いの遊歩道。
¬山公園。
親水プロムナードゾーンとして整備計画されている旧加茂川沿い。
これらの場所を線で結ぶと「緑と水とまち並み」の歩行者ネットワークが形成される。
以上のことから、彫刻のあるまちづくり計画重点地区として中心市街地の加茂川沿いの遊歩道から湊山公園、旧加茂川沿い、米子駅、米子市文化ホールに至る約5km区間を歩行者ネットワークとして位置づける。

(4)彫刻の取得
都市像の実現をめざし、後世に文化遺産を引き継ぐという目的を達成するためには、彫刻を設置しようとする空間のイメージに合った優れた彫刻を取得し設置していくことが必要であり、原則としてオリジナルな彫刻を取得し固定的に設置することが望ましい。しかも、このような彫刻のあるまちづくりの進め方によって米子のアイデンティティを創造するとともに、ユニークな風格と文化的雰囲気を持った都市として、国内的にも国際的にも米子を訪れたくなるような魅力を創出していくことが重要であると考える。
彫刻の取得方法は、他都市でも見られるように、既製の彫刻の購入、創作委託(オーダーメイド)、コンクールなどの方法があるが、米子市における取得方法は、彫刻のあるまちづくりの推進の上で、優れた彫刻を取得し固定的に設置することを原則とし、米子方式として高い評価を得ている彫刻シンポジウム(作品公開制作方式)による取得方法が適当である。
この米子方式のシンポジウムとは、次の三本の柱から構成されている。
 〇毀瓜臆茲猟刻シンポジウム(ボランティア参加)
 ∋匐…刻教室
 L唄屬塙埓が一体となった実行委員会の設置

(5)彫刻の維持管理
設置された彫刻が周囲の景観と調和していることが、彫刻のあるまちづくりを推進するうえで最も重要である。

維持管理の必要性
野外彫刻は、基本的には対候性、耐久性について考慮された材料と製作方法で設置されているはずであるが、次のような理由で維持管理の必要性が生じることが考えられる。

ほこり、ちりの付着
特に都市部においては、彫刻や排気ガスや塵埃によって汚れ固まることが多く、放置しておくと見た眼の美しさを失うだけでなく作品が傷んで壊れやすくなることがある。

彫刻と周囲との調和
彫刻設置のためには、周囲が特別に修景されていることが不可欠であるが、植栽の剪定、枯死した樹木のいれかえ、台座周辺の地表面の保守管理等十分な維持管理を行わなければ、彫刻設置の意義を失うとともに彫刻の価値を大いに損なうものとなる。

維持管理の基本方針
彫刻設置について明確な理念を持って進めている各都市においても、維持管理の体制がとられている所は少ないが、それらの実情を参考にして、次のような方針を設定する。

一般に、彫刻の汚れを落とすには、水をかけて洗い落とすのが最もよいとされているが、材質や塗装材料によっても違うので、作家の意見を参考として、掃除等の維持管理を実施することが必要である。
また、彫刻設置の際の周囲の状況を把握しておき、常に彫刻と周囲との調和が保たれるよう、植栽の剪定その他の維持管理を行うことも重要である。

彫刻の維持管理体制を明確にし、そこで蓄積された経験を彫刻設置に活用する。
個々の彫刻の維持管理を、それぞれの空間を管理する部門が実施するだけではなく、そこで得た情報を交換し、集約するようなシステムをつくることにより、野外彫刻として望ましくない材質や塗装材料、特に汚れがひどくなる彫刻形態等についての経験を蓄積し、その後の彫刻設置に反映していくことを考える。





彫刻ロードを生かすも殺すも今後の展開と維持管理次第です。米子市の財産として生かせるか、ただの景観となるか。
JUGEMテーマ:彫刻



| 1/1PAGES |

categories

Sponsor link

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM